治療レポート 12月25日
身体は正直である。どんなに意識してなくても、喜怒哀楽を身体のどの部分を一つ着目してみると、その時の表情・表現を
教えてくれる。だからといってそれは身体の絶対的ではない。しかし小指ひとつでも歪みが発生するとそこから体におおきな変化がおきる。意識にしろ、肉体にしろ、・・でもそんなことわかってたはず・・。頭の中では・・。
Hさんは会社の健康診断で胃の検査にひっかかった。胃酸過多で咽喉に違和感があるという。本人曰く、胃の違和感が無い、自分の中で胃の不調に実感が無いという。あまりよくわからない事が心配で来院。そして、胃とゆうよりは、腕や首周りが非常に辛くて・・呼吸も浅く感じる。Hさんは正しいと思う。胃の付近である鳩尾からおもいっきり背面にくいこんでいてそれを支点に両腕が引っ張られている状態。緊張は上肢が表現してくれる。というかわかりやすい。最近になって仕事の時間帯がかわった。睡眠も浅い。正直その頃からおかしくなったのでは・・と本人がいうようになった。上肢の治療を中心として緊張の解除をおこなう、自然に胃のまわりが機能回復をおこす。胃の不調は実感しなくてもその治療の後、なぜかご飯がおいしくなり、呼吸が楽になりました。と返事がきた。しかし、咽喉の違和感はとれない・。今のところ悪戦苦闘である。
神経の高まりは交感神経という活動的な神経で常に体を緊張しつつ体を維持し、生活の動きを保つ。反対にあたる副交感神経は体の休めるときのリラックスしている状態の神経でこの二つの神経が振り子のようにバランスをとりながら生活をしている。自律神経のバランス。そのバランスにはその人なりのリズムがあって外部の環境と調和を図りながら生活をしている。神経が高まってますから・・交感神経のほうばかりに振り子がグングン上昇する。その時の振り子のバランスは段々と傾き始め、それが体に歪みとしてあらわれてくるようになる・・。本人はきがつかない。そういうリズムとして認識していうからだ。そして体は見失う。ガチガチの頭のHさんを毎回治療の後半は頭を触る。よく睡眠をとってくださいね・・。しかし毎回咽喉の違和感はとれないでいる。そこでふとおもった。中途半端な治療してる。・・のどの違和感は緊張や体のリズムのせい・?神経がたかぶっているから・・・?じぶんのやってる施術の目的は・・?なぜ上肢から・・?なぜ末端の解除から・・・・?ちゃんと考えた事ある・・・?毎回後半に頭を触るのは何故・・?Hさんの結果や原因をつくってるのは独り言をいってるわたしである?
色々触りすぎた・・・。
あるシャンソン歌手の本に書いてあった。はじめてのコンサートに尊敬する歌手が来た。本番を終えて、すぐそのままその方のほうに走っていきその方を目の前にして「・・緊張して何をしゃべっていいか・・。」するとその方はいった「あら、それだけ余裕があるのね・・」 今月に入って施術やいろんな事がものすごく忙しくなった・・というかひとつ目的をきめて充実していた。そこできがついた。ある一つの目的に集中すると周りのアラがみえてくる・・。だれが悪いのではなくぶちきれた事がある。たまにYさんがイラつく原因がわかった。少し前にそれについて話した。ある「焦点」に集中をしぼる・・・昨日の練習会でもそうだった。ある焦点にしぼって施術をすると、そこにしか集中がいかない、周りにめがいかない・・というかいけない。余裕がなくなるのである。そこでアラがみえてくる・・。自分の手の甘さに・・。A先生やY先生の言葉を思い出した。「死ぬまで勉強する・・」『体を緩ます事に命を懸けます』受け方が違うと思った。毎回この言葉が重く感じてくるようになる・・。
治療をよく戦いに例える。私は戦いとかあまり好きではない。正直よくわからなかった。「焦点」をしぼる時のあの余裕の無さはある意味自分自身の戦いがみえかくれしてた。アラのみえる自分の戦術のなさに落ち込みモードに入る。そして自然に考えるようになる。見えてる振りを何度も何度もしてきている。・・・こんなもんじゃないんだよ大和の技法は・・と。
緊張の解除、だから・・・?私はそこまでである。先をみてなかった・なぜそこに絞る?本当に絞ってるの?だったらなぜ焦点をあわさないの・・?前回のレポートで上肢に対する施術が粗いという事を書いた。たりなかったのはそれだなと思った。
そこからみえてくるのを改善しなければ森もみえてこない。じっと木に執着するも大事。そこが森かもしれないし。
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