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施術レポート
足ばかり診てきて数日後、カフカ兄さんのあの全身で呼吸しているような、水というよりは海に近いような体を触らせていただきました。その時は『立てなくなるよ』と言われて、本当に立てなくなったのですが…。触っている私の側頭骨がパカパカ動きエラが出来たような感覚。自分が魚になって海の中を泳いでいるような感覚。何も考えずにただ触るだけ、感覚を拾いにいってはいけない。そんな中で動かない自分の背部(セミナーの日から左頚部から右背部にかけての痛みが発症していた)に、次第に意識がいくようになっていきました。カフカ兄さんの呼吸が体の中に入ってきて、呼吸をしているのが一部でなく全身に広がっていく感じがすればするほど、その動かない背部が置いていかれる感じがして非常に気持ち悪いのです。背部に呼吸が入ったと思った途端、体がフニャっと潰れて持ち上げられなくなりました。足部が不安定で腹部の力もない私は緊張を柱にして体を支えているしかなかったんだなと思います。体を支えるのに必要な筋肉が弱すぎることを自覚しました。 それから患者さんの内臓を施術する時に少し変化がありました。私が内臓の不調だと思って触れていたものは私の緊張した手が作り出していた緊張もかなり含まれていたということ…。力んで必死に取ろうとしていたものの半分以上は私の緊張が患者さんの体に反映されていたものに過ぎなかったのだということが分かってしまいました。私は今まで理想の体というものを頭に描くことが出来ませんでした。カフカ兄さんの体を触らせていただいて、『こんな風になったらいいな』という具体的な像が出来たので、自分の緊張と患者さんの緊張がすごく気になるようになってきました。精神的には緊張することに慣れ切ってしまっているので、その方が居心地が良いように感じることもありますが、あの全身で呼吸する力強い体になれたら、病気とか体に悪い生活習慣だとか食べ物だとか、そういうことってほとんど関係が無くなってしまうのだと思います。自分の体で経験できるまでは想像の範疇を超えることはありませんが、今は少しでも近づきたいと思ってやっています。
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