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治療レポート11月6日〜11日
なぜ、そういう風に考えるようになったかというと、まず一つは施術が面白く無かったという事があります。自分は、カポエラでの戦いをベースに施術(の戦略)を組み立てています。カポエラの戦いは武術であって、舞踏でもあるという、戦いの中で遊ぶものと捉えています。 戦いの中でギリギリの緊張感を持って戦うには、まず相手に真剣に向き合う事が前提条件となります。そして、それには自分が傷つくというリスクが生じます。 その中でも、覚悟の重要性を感じたのは、ある患者さんでした。最近身内の方でご不幸があり、家庭内は不安定な状態で、そんな中で一家の大黒柱に祭り上げられてしまい、仕事も二人分やっていて、まさに身も心も疲労困憊といった感じの状態でした。 以前の自分は、多分無難に疲れを癒す治療を考えたと思います。勿論結果は惨敗でしょう。今の彼に中途半端な施しを受ける余裕は無いのです。 いつも見ていた部位も以前はただ見ていただけで、あまり変化を起こす気がなかったように思います、今回はどうやったら殺せるかという視点で見ているので、余計な事が気になりませんでした。ただ中心を見てると、後は手が勝手に動き出すので、それに今まで習った事を使って破壊力と効率を高めていきました。そして今回は目の調節で、特に蝶形骨の中心を体の中心に合わせるようにして、目に余計な緊張をしないようにする事に集中しました。施術方法は、本○先生の頭蓋テクニックに大和の対圧をたした物です。今の自分の技術では片手で蝶形骨を把握するのは難しかったので、両手で対圧して三軸を一個ずつ把握していきました。施術終了後は、本人も深部の疲労を感じたようで、ぐったりして長めに横になって帰りました。後は休んでくれとだけ御願いしました。 今回の事で変化はまず自分から起こすという事を学びました。やりもせずに色んな事を恐れていたように思います。まず相手と対峙するところからやり直そうと思いました。 |