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先月から術式一を徹底的してやると心に決めて、汗かきベソかきながらやっていました。特に手技における一つ一つの工程を大切にやっていきました。正直普段なんとなくやっていたことをほっくり返すのは自分の嘘を認めることになってしまい、かなり苦しいですが、その中で沢山の気付きがあり、自分のことを見直す良い機会になりました。
沢山のことに気付いて、沢山の弱点を認識して、そこで思うことは沢山あります。しかしながらそれらは断片的で、いまだにまとまりが無く、長文に耐えられる質には仕上がっておりません。
今回は感じたことをそのまま言葉にする事によって、自分自身の理解の整理とスタッフ皆々様のご意見、修正をお願いしたくこのレポートを書いたしだいでございます。
・ 待つことの重要性
今回、一つ一つの工程を丁寧にやってみると、いかに自分が無理やり押していたかを強く痛感しました。どうしてそんなことになってしまったかというと、その一番の理由は『 待てない 』ということだと思います。
自分は武術をやっているので、よく施術を試合に置き換えて考えます。
実戦の試合では、相手の隙を待てない奴は、たいてい自分で足をからめてすっ転びます。
たとえ偶然にも攻撃が当たったとしても、遺恨が残ります。 下手したら死にます(心が)。
徒手医学の治療では、攻撃とは押すことになると思います。そして、試合で攻撃を相手に正確に当てるためには、自分の立ち位置(バランス)と相手との距離感、相手の呼吸(間)を読むこと、当たるまでと当たった後(先を読む)の予想がどれだけ把握できているかが重要になってきます。
これを施術に当てはめると、まず自分の安定した姿勢、力んでないか?ぶれてないか?無理してないか?
そして、押圧の対象を正しく押さえられるか?均等であるのか?感覚は途切れてないか?
その上で相手の状態はどうなっているのか?吸気と呼気でもぜんぜん違う!!!スッと入れるタイミング!?
最後にここを押す理由はあるのか?押すとどうなるのか?正気じゃやれないが大真面目。
一つのことをするのに本当に時間がかかる、でも嘘が無いから気持ちいい。時間がかかってもピッと決まると、百回押しても得られない効果がある。ハッキリ言って今通ってくれてる患者さんは俺が下手になったと思ってると思う。だって押しながら首をかしげて、舌打ちして、冷や汗だらだらだから。
素直に申し訳ないと思う。でも本当は昔のほうが詐欺なんだよ〜といったら訴えられそうだから言わない(笑)
・対話としての術式一
「おお、また一つ改善した!!!」
「あうあうあー」
「おお、お前もか!?小次郎!!」
「がっはははは!!!」 バカボンドKC20巻 参照
術式一が本当にキレイに出来ると、自分と相手の状態がハッキリわかります。嘘がないんです。
相手を治療して、自分も整っていく感じがします。
キレイごとではなく、泥臭い対話がそこにはあると思います。
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