施術レポート
07/03/15
ギックリのYさん。ヨナ姉さんから引き継いだ患者さんです。
重いものを持ち上げた際にギクッときたらしい。ギクッの後、2回目から担当する事になりました。
最初右腰が痛かったけど左の臀部も痛くてクシャミ、そして起き上がるのが辛いとの事でした。
私が担当して1回目・・・足から腹部をやってみる。足趾からかたくなっていて、足部の動きが鈍くなっていました。骨盤を前面から触ってみると動きが仙骨まで伝わらない。特に右腹部のハリ、緊張が強い。これは後日わかったことだが、帝王切開をやっているらしい。
2回目・・・腕の力みが気になった為、足はやらずに腕の解除+腹部の施術。本人曰く右手の感覚が戻ったらしい。ガチガチにかたくなっていた背部も緩みがでてきた。
帰る時に腰に手を当てて帰る事はなくなったが痛みは抜けずにいました。
3回目・・・筋肉に絞り大腿二頭筋・内転筋・殿筋の緊張解除のポイントを狙っていってみました。
そして、この時から自分の中であやふやになってきました。
来る前から痛みを消すにはどこをやればいいのか・・・とある程度自分で目星をつけてしまい、視診をしても結局自分で決めてしまっていた施術をする。視診をし、そこで判断するという冷静な見方ができなくなってきていました。
4回目・・・前回の後左臀部の痛みは消えて右腰部だけになったとのこと。
何も考えず視診・・・右の足根骨がキツク見える。そして腰背部の緊張。頭に浮かんだ事を信じて施術してみました。
結局まだ痛みは抜けていませんが、「あともうちょっとね!」とYさんも前向きに言ってくださいます。
でもそれは励まされているようでもあります。
痛みを抜く事が目的なのか、どうすればいいのか、何をすればいいのかわからなくなってきている。
でも4回目の施術中に私の口から出た言葉は「同じことが起こらないような体を作りましょうね!」だった。ただ痛みを取る事を目的とした施術なら、大和に来る前と変わらない。やっぱり痛みが出てきた過程や原因と向き合う事を大事にしていかなければと思う。そして「頭に浮かんだ事を施術した」事もいいことなのかどうかはわかりません。患者さんの体に触り、感じて自分で拾ったものと向き合う。もっと広い目で見て感じていければと思いますが、もう少し先かなと思います。
とりあえずまず、一人よがりではなくきちんと目の前にある体と向き合えるような気持ちでいられるように、心がけます。