施術レポート

07/03/06


                                        

男性の新患さん。左腕外転時に三角筋が痛むということで来店。ちなみに左腰も少し痛い。
ヨナ姉さんと一緒に視診をしました。ハッキリと左右差が現れていました。左側が緊張してかためられている。正面から視て、左の肩関節に向かって集まろうとしている。これは肩関節が引っ張ろうとしているのか、関節じゃなくて筋肉?それとも他に引っ張られているのか・・・と考えていると姉さんが「腕の内側から体側と胃の引っ張りだね」と言った。なるほど、腕でも内側とまではみえなかった・・・けれども考えてみれば、人間は緊張すると内側へと緊張してかためられていくのでしたね。
でもふと左の臀部が気になりました。ということでまずは臀部、大腿筋膜帳筋の緊張をとっていく。そして大腿二頭筋を触ると全体がピンッと張っている。押圧でその緊張を取っていきながら思ったのは、たぶんこの二頭筋が上半身の緊張を作っているのではないか…ということ。
その後、前腕の滑りが鈍かったのでその緊張を取り、上腕は三頭筋の一箇所がかたくなっていたのでそれだけを取り手に移ったら・・・手根がだいぶ固くなっていました。

ここ2、3ヶ月程ずっと足の施術を中心にやってきて感じたのは足根骨がけっこう大事だということ。どう大事かと聞かれるとそこまでの説明ができるほどでもないのですが・・・足をいろいろ細かくとっていっても足根骨で最終的に引っ掛かる。背屈がスムーズにいかない。そうなると普段動くときにそこの引っ掛かりの部分は逃げて(避けて)動く事になる。ということはそれによってまたどこかに緊張が出る可能性は大いにある。足根骨に限られた話ではないが、でも土台を作る・末端の捻れをとるとなると足根骨や手根骨というのは大きな役割でもあり体を変える大きなパーツなのではないかと思います。

ということで、指関節の動きを作った後に手根骨をゆるませていく。最近結構はまっていて回数を重ねるごとに発見があり、手根骨からどこまでゆるませる事が出来るのかいろいろためしています。
この方の時は、腕・三角筋を通り首までつながるようにしてみる。
腹部は左側だけが一本縦に張っている所をとっていくようにしたが、やはり大腿二頭筋の緊張の絡みが大きいのでは・・・と思ってしまう。

最終的に痛みは取れましたが、最初は不安でした。以前にずっと診ていた方で同じような症状で来た時には取れなかったからです。それでも今回少し自信を持って施術できたのは最初の視診でヨナ姉さんが一緒に視てくれたからです。一緒に視診をして「視る術」を少しずつでも身につけていけるようになりたいです。

そして、足根骨を滑らかにさせる事と足にかける時間を短縮できるようにしていくのが今の課題ですが、細かくとっていくからこそ見えてくるものもあるのでやはり追求してみようと思います。