勉強会・セミナーの内容報告

ここの内容は暗黒三女作成です。カフカ本人の考え方ではなく、受けた側の視点というものを重視しての考えです。
若干の考え方の食い違いがあるかもしれませんが、私の説明の補足としてご理解下さい。


2007/9/29.30

第三回土日合宿

■ (しょっぱなから余談?で)脾臓・・・意識のない内臓(部位)をやられると、その体自身が驚くので変化も出やすくなる。(今回はたまたま脾臓だった。S先生のおかげ) 背部から脾臓の裏を触ってみる。外側に一部硬いところ(というかプニュッとしているところ)があれば脾臓が固まっているということ。脾臓が固まっている人のを取ると左半身が大きく変わる。
まず仰臥位で前から胃を軽くよけて体壁に向かって圧を溜める。その時に力で入らない。力で入ると圧がへんに溜まって他の場所が反応してしまう。すると脾臓の形がでてくるのでそのまま脾臓に対して圧を溜める。『力が抜けるじゃなくて溜まる方向』
■ 1箇所を徹底的に変える・・・徹底的にやることで、再構成又は回復期に持ち込む。 層が変わるという感覚を掴む。
『本当の変化を知っているか。それを経験すると見方が変わる。視点が変わる』
まずは安定している体をどれだけ揺らがすか。ゆっくりと入るとかわせる時間を与える事になる。
実技として、左足を壊した。5本の足指が踵骨又は下腿に連絡するか。足〜腓骨(膝から下)を変えられたら戻れなくなる。5本の足指の独立。中足骨(の関節)が動くから足根骨も動く。踵骨は脛腓関節からも足根骨からも外す。そして脛腓関節(腱)の柔軟性をだすと安定が増す。人間と思わず物の修理と思ってやれば遠慮せず体を追い込める。人間の体はそう簡単に壊れませんよ。(ただ、糖尿病や癌の人の体は忙しいのでなめられる) 
どこまでやれば再構成するのか。どこまでやれば内蔵の感覚が戻るか。
整えるは後回し。まずは不安定にさせる。そして、テクニックをするから変わる、ではない。
■ 変化を追う・・・1箇所を緩ませるとどっかで新たな緊張を作り出している事を認識(把握)する。 固まっている部位をやっていると他の所で緊張を作りたがる。それに気付かずやり続けてしまうと、その新しい緊張がどんどん固まっていく。だから視野を広げて、新しい緊張ができたら(とんだら)そこに移りやる・・・を繰り返す。それは反応いる隙に手をだす・・・を繰り返していると体が混乱する。1箇所ずつたくさんやると戻れてしまう。
■ 視診・・・変えられたらヤバイ(イヤな)ところをみつける。 一度見てここをやると決めるが、もう一度見てそこをやるとどう変わるかを想像してみる。一度立ち止まって見てみる。隠している場所はどこか?ただ術者本人が意識していない(できていない)場所は目に入っているのに認識されないので、目に入りにくい。
■ 腹部・・・腹膜(体壁)を内臓からはがす 腹部をやってもなかなか緩んでいかない(緊張が抜けていかない)のは腹膜がピンッと張っているから。手掌(手根)で、骨盤内壁・側腹部・胸郭下部から始まり内蔵から剥がすように滑らせていく。
そうすると腹膜の緊張が抜けるので入りやすくなる。

 

2007/9/17 ■ 視診・・・見方はそれぞれあるが、ポイントは?
左右それぞれ「1本の木」として見てみる。
どこを外してあげたらラクそうか、どこを支えたいか。ここをやろうと自分で思った時に、もう1度見直す。その時に考えるのは、じゃぁそこをやったらラクになるか?を想像して見直してみる。
この体を維持する為に必要なのは?のっかるポイントはどこか・・・「点 or 域」か。
■ 実技・・・左足を崩す 片足を崩して体がどう変化するかをみる。右足で力む場合、膝を少し曲げている。(それで安定する) それは、本来のっかれない足に無理して乗ろうとしているから。そして左は膝を伸ばしている。そこで左足を崩してみる。右足はちゃんと揃えていい条件じゃないとのっかってくれないから。左足を崩して右足に乗っかれるようになるのはアリ。その逆はない。
(おまけ) @骨折などで壊れたのに治りが悪いというのは何か問題がある。たまたまそこが・・・というわけではなく、もともと柔軟性がなかったりするとそういうところが壊れやすい。
A 体液や内臓の圧力を感じているから筋骨格系では支えていない(意識していない)人には、筋骨格系でやっても(施術しても)通用しない。(静岡から来ている先生とかね・・・)

2007/8/15 ■ 中心を作る・・・触れた手指の中に一点を作り集約させて緩める

1箇所(1点)に作るというのは、脳に伝えて解除しますよという合図するということ。
それは緊張している(のが当たり前の)状態に介入して緩ませる(緩む)ということ。
なぜ一点か・・・5本の指は捻れていたりしてバラバラなので、ただ触れただけでは方向がバラバラになり広い範囲を対象としてしまう為、体が反応しない。だが一点ここ!と捕まえている限りは緊張反応を妨げることができる。
練習方法としては、まず掌を使う(指でもいいけど)。基本は体で入る。そして中心を作り深さを決める。そこから体ぜんたいで乗り、中心・深さはそのままで強圧で押す。緊張している体に対して強い力でいっても余計相手の緊張度は高まる。
だから・・・ 『かたいものには弱く、弱いものには硬く(強く)やる』 が基本。

■ 関節の動き・イメージをもつ・・・相手の体を動かす時、無理に動かすと流れを止めいつのまにか緊張を作り出してしまう
  
練習部位は、足関節・手関節・肩の挙上・膝の屈曲・後頭関節。仰臥になってもらってそれぞれを制限のないように動かしてみる。理想はゴムのように。曲げたらそこでホールドする。そうすると循環する。正しく持つと持っているだけで相手が緩む。これは相手の機能障害をなかったことにする。

2007/7/28.29

第二回土日合宿

■ 術式区分その1・・・筋肉の張力を整える 倭医120〜121Pの図のポイントを基にし、その中からいくつかのポイントを練習対象とした。
まず触ったら指先に「2mmの玉」を設定する。これは指でも掌でも肘でも、そしてどんな時でも同じ。それはポイントをぶれさせない為と10の力を全部そこに溜めるようにするため。そして絞る(押す)。その後、2mmのポイントが逃げないように方向を定めて体で「トン」と乗って均一に広がるように響かせる。広範囲に響かせるということは、脳からの緊張(興奮)しろという命令がきても従えなくなるということ。また、一定の張力を揃えると循環が良くなるから副交感神経におちる。
実践 @ 腕部 * 上腕二頭筋と上腕骨の間(内側)・・・両端と内側
下部(肘の近く)は脇を締める力の起点になっている。よってここをやることで、脇が締められなくなる。
入ったら大きいものに当たるので、その中の支点を決めて押さえる。
* 前腕
筋腹の頂上と筋腱移行部を狙う。
実践 A 上肢

* 腕の付け根
伏臥位で肩甲骨をつかまえて、腕との際に入れる。
* 棘上筋
伏臥位で腕を下ろし、上腕の裂隙の部分に入れる。
* 僧帽筋
伏臥位で肩上から僧帽筋をめくってめくって、胸椎1番または2番を触りにいく。これは、下部胸椎をやった時と同じ位効果がある。また、頚の引っ掛かりが取れる。

実践 B 体幹

* 下部胸椎
伏臥位で下部胸椎際に肘をストンと落とし、腕を回旋させて椎体の中心に向かって押す。この時、腕の回旋は90度を越さないように。横隔膜より下が対象。下部胸椎が伸展できない人は、腎臓と横隔膜が上がって(盛り上がって)いる。

実践 C 下肢 腸骨を緩ませて骨盤の土台を作る為の作業(手技)。足が緊張できるから臀部も緊張する。だから本当は坐骨で最初に切ると下半身の緊張が上半身に影響しなくなるので、やりやすくなる。緊張が強い場合には、末端(足指)をやるといい。
* 臀部・・・大腿筋膜張筋
骨盤がASの側に施術する。(だいたい右側はASの人が多い)
伏臥位で筋膜張筋の薄い部分(骨盤)を狙う。
* 臀部・・・ほっぺた
これは骨盤がPIの側にやる。ちょうど臀部のふくらみのほっぺたの部分を指または肘で腸骨に向かって押す。
* 股関節・・・大腿骨頭の際
伏臥位で指で骨頭の際に入れていく。または足を外旋させて前腕で入っていく
* 仙腸関節
これは両側にやる。仙腸関節の部分を掌で押し揺らしてみると動きが鈍い所、硬いところがある。
そこの部分を関節から腸骨に向かって押す。
実践 D 腹部2箇所 伏臥位で行う。1つ目は腰仙関節の前。(丹田の穴) もう1つは上腹部。上腹部の場所は臨機応変で、穴がポコンとあいている所。まっすぐには入らず左側から入る。上下に入れる方にいってトンと押す。横にもずらしてみる。また入りずらい場合は、臍に向かって押す。
目的は、前縦靭帯と動・静脈の周りの緊張を取る。
2mm…と意識してやっていれば、動・静脈は避けられる
■ 術式区分その三・・・解体 緊張して硬くなっているところ、怪我などで動かなくなっている箇所を一度解体して再度作り直す。
実践 @ 足にもフタをする 足指をつかんでそのまま上で止めるようにする。その時、その指をどうしたいのか、というイメージも必要。例えば右の中指をつかんだとしたら右半身を止めるように意識する。足にも「フタ」をするようにトンとやる。受け手側は、動けない・動きたくないと感じる。
実践 A 関節裂隙 関節裂隙をやる場合、指一本より二本で示指・中指をくっつけてやると緩むスピードが早くなる。
■ 術式区分その四・・・内臓の動きの回復 内臓を生理機能を別として運動器の一部として捉え、まず柔軟な動きの回復を目的とする。
今回はわかり易い例として、腎臓と胃をやりました。
実践 @ 腎臓 伏臥位で腎臓を掌圧迫して動きをみる。そうすると腎臓は上下に動いて逃げるので、掌圧迫を少しずつ緩めてちょうどいいところ、はまるところまでもっていく。掌の中でフワッとして循環が高まってくるまで待つ。
実践 A 胃 伏臥位で胃に掌を当ててそこに集中してためる。形を認識して、中心をみつけたらトンと入る。
胃が血液で膨らむ状態を一回作る。手はそのままにして、少し角度を変えてもれていないか確認
する。横も反対側も緩む。そして、肺の制限もなくなる。胃が膨らんで形がハッキリしてくるし、周りの臓器とも剥がれる。これで胃の感覚が戻る。

 

2007/7/18 ■ 強圧・・・緊張部位の解除 前回の復習
■ 肘での緊張部位の解除 指でやったことを肘でやる。脊柱際にストンを肘を乗せ、隙間を縫っていく。到達したところで体で乗ってポイントを押さえる。これをやる事によって胸郭が広がる。
■ 母指対立筋を解除して手を開かせる 掌を上にして母指をつかみ(挟んで)対立筋を押さえながら開いていく。そのまま緩むまで待つ・・・
ここをやる事によって(うまく入れば)、腹部や顔・頭まで緩んでいく。また左脳を鎮める。

2007/6/18 ■ 復習・・・止める・流すのチェック 一人ずつカフカ先生にやって修正するところなどチェックしてもらう
■ 触れた時に手の中に中心を作る 自分が安定せず手全体で把握しようとすると、入ってくる情報も多く触れている所全体を意識する為自分が辛くなる。だから手の中に中心を定めて一点に意識を向け、動きを把握する。動かしても(動かされても)その中心がぶれないように五ミリ範囲を意識する。
■ 手の中心を使って貫通させる その中心を使いベットも貫通するくらいに意識する。これによって「手の力」をつける。強く押すのではなく、浸透させる。ただし、体のどこかが違う事(仕事)をしていると全身が協調出来ないため、浸透(貫通)しない。
■ 強圧・・・基本的な練習として保護姿位(緊張部位)の解除 人はある程度決まったポイントで緊張させて(力んで)体を動かしている。そのポイントを外していけば(動きの支点を潰していけば)力まなくなるし、緊張度を減らせる。目安は、骨近辺・筋腱移行部・筋腹の頂上。(倭医120〜121P参照) 一点を強圧で押さえ込んで動かせないようにする。虫をピンで刺してる感じをイメージする。相手が動けない感覚になると、諦めて反応する。

5/26、27

第一回土日合宿

■ 今までの復習 止める&流す
■ 下腿の循環を回復させて足に重みをもたせる 下腿が安定していないと重心が上がり、上半身をいつも緊張させている状態になる。重心を下げる為に、下腿に血液を集めて循環させる。方法は仰臥で足底と膝下に手を置く(添える)。
そのまま「待つ」。(待つに関しては次項)回復しない場合は上半身を直に緩める。回復すると足に 安定感とズッシリ感がでる。
■ 待つ・・・感じよう感じようとせず伝わってきたものをひろう

体に触れていると感じようとするので、自分から相手の体の中に入り込み探しに行ってしまう。
そうすると色んなものを自ら拾ってしまい収拾つかなくなる。もう一つは、自分の緊張を反映してしまう。(勝手に作りだしてしまう)だから「待つ」。そうすると必要な情報だけを感じ取れるようになる。

自分も頭が重くならない。

■ 的を絞って緊張の狙う場所を特定する 自分が狙いをつけた場所をもっと確実に範囲を狭めてポイント的に狙う。
方法は狙った場所を四分割にする。(方眼紙みたいに)その中のどこかを定め たらそれをまた四分割にする・・・を繰り返していくと狙う場所がはっきりするのと同時に狙った一点に力を溜め込めるので、無駄な力を使わなくてすむ。
■ 呼吸と体(四肢)の動きを合わせる 運動機能で変化しない人には呼吸をみる。吸気時は横隔膜や腎臓が下がり体が開く。呼気時はその逆。それを四肢を触って動きを確認する。足(下腿)や腕(前腕)を触って呼吸との動きが逆の場合は呼吸に合わせて足や腕の動きを誘導する。または、実際背部から横隔膜や腎臓を触って動きを確認する。

 

2007/5/16 ■前回復習・・・止める 自分の体をロックし圧を止める。自分の関節・皮膚の張力を合わせる。
■流す・・・「面」を使う 止めるの続き。止めた後、手の下で流れているものを受け流す。(体幹で流れを感じる) 関節の外側は締めておきながら内側で流れの「道」を作る。
■流す・・・応用で「側」を使う 一度止めてから隙間を入っていく。その時に、自分の指を丸めず包丁だと思って入る。最後に体重をかけるとその近辺に響かせる事ができる。(隙間とは、隣り合っている筋肉や内臓等の間)

2007/5/2 ■基本@ 術者のので膝を中心にして正面を向く手と体が違う方向に向いていると連携が途切れる 膝の動きが体の方向を決め、それに体幹の向きが従いその動きに従う範囲で手が動く、というようにすることで全身が連携しやすくなる。膝が動かないと骨盤が不安定になり緊張が生じやすくなる為、手も不安定なものとなる。
■基本A 目的動作を負荷の大きなものとする 強圧と「関節の中間位」を組み合わせる事で全身を連携させる訓練になる。中間位では力を入れようとしてもうまく入らないので、強圧を行う為に全身を使う事が必然となる。全身の筋肉を同程度の強さをもって使う事により、全身の張力が揃い全身が正しく連携している状態となる。全身が連携している為、力の起点がないベクトルとなり強圧であっても抵抗を受けずに力を伝える事ができる。
■基本B 術者と受けてとの距離に抵抗を生じさせない 術者が受けての体に触れる前に受けての体は距離、方向を認識しそれに対して緊張のベクトルを生じさせる。そして術者の手のベクトルと受けての緊張がぶつかり合うと抵抗が成立する。理想は特定のベクトルを持たない「ベクトル=0」の手であるが、上記の関節を中間位でロックした状態での強圧、もしくは後述の「受けての体に寝るつもりで乗る」といった方法で術者の全身を連携させることで作っていく。
■基本C 脳への知覚 触れるということは脳への知覚情報の入力である。触れた時に緊張によって手がぶれる、不安定なものであった場合受けての脳は動いた事に対して逐一緊張という反応をする事ができ、脳の興奮状態は維持される状態となる。要は緩まない。逆に全く動かない安定した手であった場合、脳は知覚はしていても緊張という反応をする事ができず脳の興奮状態が落ち着いていくことができる。だから緩む。
■止める

【全身のロックをかけて触れている場所の緊張を高めて活性化させる】
全身の主要な関節を固めず中間位にして軽い力でロックをかけて関節の遊びをなくす事で体を止める。誰かに体を押されても揺らぐ事が無く全身が一つの塊となるように固定をする。全身を均等に固める事で初めて均等に使う事ができる。そしてその意識がなければ全身が安定した状態で緩めて使うことができない。

■流す・動かす(寝る)

【止めたままだと活性化させた意味がなくなるので、それに流れをつける】
「止める」で固めた関節のロックを解除していき、均等な脱力状態を作る。 または寝るつもりで受けての体に乗る。寝る場合はひたすら自分が心地良いポジション・姿勢になるよう専念する。この時は相手の動きを一切邪魔せず深部に入ろうと意識もしない。相手の体を枕と思え!


2007/4/18
■相手の体への入り方 まっすぐ手を体にそのまま近づけて触ると入る前から相手が感知する為、相手と自分との力のぶつかり合いになるので抵抗が起きやすくなる。入る前にルート(ライン)を変えていくと察知されにくくなるので相手に隙を与えず入る事ができる。
■下半身・足を安定させる/自分の足に意識を持つ 足を安定させないと上半身で力む為相手に伝わらない。上半身は使わず下半身だけで抵抗をよける。足をしっかりさせると手(上半身)に余計な力みが入らない。
■自分の体がぶれないようにロックをかける 自分の体がぶれていると圧や方向が安定しないので、自分の体を固めて関節の遊びをなくし、自分が石や仏像になったように固めて指先や手から触れている部位の緊張を高めて動かす。