大和整体は「すごい療法」ではありません

 

 多くの方々は初めて目にする療法に対して抱く期待は「どんなすごいことができる療法か?」といったものだと思います。しかしこうした期待を抱いて見て頂いている方には申し訳ありませんが、大和整体が実践し、また目指すのはあくまで「基礎的な技術の向上」であり、華々しい技などは特にありません。そうした技術を望む方には他に素晴らしい療法が多くあると思います。ただそうした高い技術については書籍・セミナーなど、触れる機会も豊富ですが、基礎的な手技の練習などについては触れる機会が少ないのがいまの手技療法界の現状だと思います。

 

 私の師であった故堀江医師は、多くの手技療法家が大和整体の基礎技術を習得することで、それまで各々が行っていた手技の効果を飛躍的に高めることができるものと考えておりました。「大和整体そのものを広めたい」というよりは、大和整体が多くの手技療法家の基礎技術の礎となればよいと考えていたようです。私自身もその考えに賛同し、大和整体の基礎技法を手技療法の基礎技術の1つとして広めていきたいと考えております。私が皆さんにご紹介できるのは「これをやればすぐ治る」といったすぐに役立つものではありませんが、まだ経験の浅い方々に対して「手技療法家の手」を作るための一助となれば幸いです。

 


 

つづく